一期一会 みはるの部屋

正義はわれにあり

怒り 

数年に一度降る雪にまだ慣れずにいる

時折 大きな地鳴りみたいな音がして

空からの怒り、みたいなものを感じる

明日はきっと、駅までたどり着くのに一苦労するなぁ

だから、早く眠らないと、と思いながら どうしても落ち着ない

雪が反射して今日は夜なのに明るい

しばらくは、ぼーっとその光景を眺める

 

クリスマスマーケットで購入したキャンドルライトに火を入れる

オーディオから流れるChick Corea

大人ぶって聴きだしたこの曲が今でも、こんな夜を支える

 

悲しみに支配されないように生きる事の難しさ

怒りで間違えないようにすることの大切さ

感情をぶつけることの大切さと

冷静でいることでの優しさ

 

これらが ごちゃ混ぜになった感情で

心が捕われている原因を必死に探した

 

自分を守る事は 誰かを傷つける行為なのか

愛に寄り添いたいと願い 

生きてても大丈夫と寄り添った彼女の願いは儚く

誰かの痛みを自分のように強く 強く 感じ 

彼女は自分をも失くすほど

 

捕われた感情の正体は

彼女の中にある私を見たから

仲間が、自分が、傷つけられているから

 

戦わなければ、ずっと、ずっと 戦わなければ、ならないのか

声を上げた者を追い詰める 幸福へのその道を閉ざすかのように

心を侵略する理解しえない 同じ 人間と

 

生きるとは 守るとは 誰かを傷つけなければ生きれないのか?

 

戻ってこない、その魂を考えるとき

震える怒りを抑えて、笑顔で 私は地獄を 生き抜いて 生き抜いてやる

 

私は 誰かの光となる、と信じて

 

誰にも恥じないように 光になる これ以上 仲間を失わないように