一期一会 みはるの部屋

正義はわれにあり

アンナチュラルとかMIU404とか野木作品への深い深い愛

今週のお題「名作」

 

膨大な辞書も インターネットの波の中でも

素敵な歌手が歌った言葉は あたしの中で

科学変化するには まだまだ 神経物質が足りない

あたしだけの言葉で

愛を伝えること

痛みを伝えること

怒りや悲しさ

理不尽さを伝える事の難しさ

いつも、いつも、伝える事に失敗している事が多いように思う

はてなブログさんが今週のお題として「名作」を挙げてきたから

頑張って書かないといけない

愛を、伝えるんだ 

どれだけ大切で、どれだけ、前を向く事を教えてくれたか

自分の生き方が下手であろうとも、自分を肯定できる 自分だけの価値を信じる力と

なった作品で これからも、何度でも何度でもミコトが教えてくれて

青池透子が身をもって証明したように

晶が、恋も、仕事も、失くしていくことが、実は解放される事と気が付いたように

色んな言葉が支えとなり、その行動が あたしを支えてくれたから

それは、あたしが 誰かを支える番になると思うから

 

その作品を知ったのは アンナチュラルで

重版出来!」「逃げるは恥だが役に立つ」も見逃した

なんなら、「空飛ぶ広報室」も「図書館戦争」も観ていない

なんなら、ドラマを見ていない テレビを見ていない中で

ただ、ひとつの理由で

窪田正孝くん」が出るから

彼の演技が本当に好きで (「男の色気を考えた」でいつか書く)

それだけで見て 

それだけで見て ビビった

 

どのキャラクターがどれだけ素敵で、きゅるん、とするか、も書けばキリがない

ただ、一貫して、野木作品は「仕事」「役割」を通して

どう生きるか、どんな選択を自分が選んでいくのかを書いている

また、東日本大震災が与えた影響をも描いている

 

ミコトは言う、医学部を休学している六郎が、何のために働くかを聞かれた時に

「生きるため」と

「夢なんて、そんなおおげさなものなくてもいいんじゃない?目標程度で。給料入った

らあれ買うとか 休みができたらどっかいくとか 誰かのために働くとか」

自分に与えられた役割に対して、常に真摯でプロであろうとする姿勢が描かれる

 

与えられた現状が、常に正しいものではない

どうしようもなく、許せない出来事と出会ったときの選択の難しさを一貫して

描いているのも特徴的だ

 

私たちの中にある正反対の感情を

中堂系を通して蒲郡慈生を通して突き付けてくる

お前はどう生きるのか、と

 

また、ピタゴラ装置に例えて

志摩は「たどる道はまっすぐじゃない、障害物があったり、

それをうまくよけたと思ったら、横から押されて違う道に入ったり、

そうこうしているうちに罪を犯してしまう 

なにかのスイッチで道を間違えてしまう」

それに対し九重は「でもそれは自己責任です 最後は自分の意思だ」と反論する

志摩は続ける「その通り、自分の道は自分で決めるべきだ、おれもそう思う

だけど、人によって障害物の数は違う 正しい道に戻れる人もいれば 戻れない人も

いる 誰と出会うか出会わないか」と

 

社会性の高さも その社会性の高さが決して希望を失わせない作品でいる事も

特徴的で、願い、祈りを感じる

また、随所に作品の布石をばらまいて、絡み合わせる手法が上手い

アンナチュラルの「遥かなる我が家」

妻を亡くした「ヤシキ」さんの妻 美代子さんの居場所

ミコトの居場所 

六郎の居場所

三郎の居場所

ミケちゃんの居場所

MIUの「分岐点」からの志摩・伊吹への関係性を構築していく姿

えとり・くずみへと繋がる ミリオンダラーガール

 

そして、私たちの日常は犯罪とかかわって生きているわけではない

獣になれない私たちでは 仕事して 恋愛するって

難しいこと 気が付きすぎてしまう何かに全方位 気を遣う晶は

優秀な女性だった 仕事とされるものの正体のおかしさ

名もなき家事につながるような 細々とした仕事

誰かが、それを支えている事を丁寧に描いた作品で

誰かの人生じゃなく、自分の人生を見つけていく作品だった

呉羽にも朱里にもなれない

晶のジレンマは私自身と感じた

そして 変わりだそうとする、強い女性である姿は

私が求めているものでもある

 

また、ここでも、東日本大震災について

人生が変わった恒星の過去が丁寧な演出で描かれている

 

コタキ兄弟と四苦八苦は手法は違うがとても大好きな作品である

(これは今回は書かない)

 

いままでの全作品は 主題歌がすべて秀逸で

米津玄師の歌詞の表現の高さよ・・・・作品を解釈する力とそれを言葉に変化させる

能力の高さよ・・・・いや、心がつながるってこういうことかよって思う

 

「Leon」は中堂と夕希子(ゆきこの名前のきれいさよ、夕の希望よ)

の心情の歌詞

中堂「言えずに隠していた昏い過去も あなたがいなきゃ永遠に昏いまま」

  「暗闇であなたの背をなぞった その輪郭を鮮明に覚えている」

夕希子「わたしのことなどどうか忘れてください」

「感電」はきっと伊吹目線

「稲妻のように生きていたいだけ お前はどうしたい?返事はいらない」

「よう相棒 もう一丁 漫画みたいな喧嘩しようよ」

 

あいみょんもビッケブランカ

恋愛と生き方のすれ違いの繊細さ…

 

恋愛って自分の深いところまでさらけ出した上で

安心した居場所をみつける事なんだよね

傷も ここなら 付けられる事はないんじゃないかって

でも、現実は、時間がそのまま停まってくれる訳じゃなくて

晶には晶の

京谷には京谷の

時間が流れ 事情が出来て

その時々の選択が

好きを苦しさに変えてしまうことがあるんだよね

「冷たさが吹いてきた 悲しみがこみあげてきた」

は痛い言葉だよね

晶が千春にパートナーとの馴れ初めを聴くシーンは

晶・千春のふたつの現実が重なって

人生は自分が望んだ通りにはならなくても

それを、どうとらえて、向き合っていくかなんだよね

絶望や失望に変えるのか 希望にかえるのか

野木作品の深さがここでもみられました

 

人の悪意を見たとき 心はどうしても、揺れる

フェイクニュース」は

自分の中にある 「不満」「怒り」を増長させる事柄を与えられた時の

恐ろしさを丹念に描いている

事象は想像を呼び その想像は決していいものではなく

何らかの悪意を持ったストーリーに変えられていく

 

私たちが失ったものは 信じる力

(てっか、失ったものじゃなくて元々持ってないんだろうけど)

人は信じるに値する、と思う力

その上で事実を見極める事

 

生きていくと

傷をつけられ、奪われることが多いかもしれない

誰かが馬鹿にしてくるかもしれない

だけど、本当に奪われた?

だけど、本当にみんなが馬鹿にしたのか?

与えられたものも多かったんじゃないの?って

前を向かせてくれるような気がする

 

全てのキャラクターの魅力あふれる事

そして、それを演じる人々が、野木作品を愛しているように感じる

サンドラを入れる場面や撮影の仕方

衣装や小物 演出の妙

全てが愛の名のもとにこだわりぬいた作品とも感じる

それは、ひとつの作品を

ただ、いいものを作りたい、と願ったプロ集団の集まり

愛を、伝えたいと願った人間の戦いでもあるような気もする

映像の技術も

演出の技術も

美術のすごさも

音楽が与える影響も

どうしたら、どうやったらいいのか

あたしには知識がなくてわかんない

でも

伝わるものがある

ミコトの涙 中堂の苦しさ 正義を信じたいと願った六郎の想い

女性であることへの弊害と闘う桔梗の姿

蒲生さんを信じ、愛する伊吹、それを羨ましく想う 純粋な志摩

おっちゃん(陣馬)の中の信念を受け継ごうとする九重

その作品を愛する人

こんなにも心を揺り動かされる、泣かされる作品に出会えた

 

現実は震災の傷 世界の戦争や内紛や伝わってこない、気象変動が

人々を不安にさせる

でも、願う、祈る

自分の人生をまっすぐ、自分のみちを歩こうと

それが、きっと、誰かの支えや、希望となる、と信じて

 

www.tbs.co.jp

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ja.wikipedia.org

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あたしはいったい、何回映画館に行くんだろう

そして、グッズは何を買うんだろう

 

 

フェンス…円盤化しないかな

 

 

ガッキー 少しでも出ないかな

コタキ兄弟でもいいや(なんだ、その言いぐさ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はっっっっっ!!まずは富士見のららぽーとに行くんだ