一期一会 みはるの部屋

正義はわれにあり

短編小説

喫茶カナリア

会社員が多く利用する、その喫茶店は駅に隣接する通りにあった 朝、6時30分開始 週末は6時に開けているという オレンジ色の電飾スタンドには喫茶カナリヤの文字 玄関前のスタンド置いてあるメニュー表にはA~Eまでのモーニングセット D.Eにはドリンク料金プ…

初めて口にした、その日の感動は口コミを書くまでになった

冬の朝、乾燥した空気の中 絶え間なく蒸気が上がり、「ぶわっ」って感じで通勤途中のあたしに降り注ぐ もち米の蒸した匂いが、お腹をくすぐり、脳を刺激し、イメージの中へと誘う 「ああ、美味しい」と 引っ越した先にあった スカイツリーが見える場所にある…

夕食を食べにきませんか?

少しばかり街から外れたその場所で キャンピングカーと 縁側庭付き一軒家と 大きな犬 が、欲しい。 働くのは週3日で 残りの4日は自分で家を修復したり、畑やったり、動物の世話をしたり。 「色んなものが欲しいけど、あんまり売ってないから好きな歌をうた…