一期一会 みはるの部屋

正義はわれにあり

此処は楽園 あなたの居場所

春の匂いが感じられる日に

ルーズソックスの女子高生をみた

懐かしく、思う

 

かわいいなって思う

彼女たちは今の自分の姿をどう思っているのか、わからないけど

 

なんとかなるっていう謎の自信と 矛盾した自己肯定感の低さを思い出す

 

きれいなものを夢見て きれいではいれない自分を嘆いた

全てのコンプレックスが詰まって なんてことのない誰かの一言に左右された

 

歯並びの悪さ

鼻の低さ

繋がろうとする眉

濃い体毛

 

誰かに見つけてもらいたくて

でも、誰かを救いたくて

あゆのうたが支えで「NANA」を読んでたな

 

若さは それだけでまぶしく感じる

無くした自分を重ねてみる感傷ともわかっている

 

貧困や居場所のない子たち

神を求めて 搾取されるかもしれない

パパ活やセクハラで自分を傷つける大人たちに出会っても

それでも

若い人をみて、ここまで生きてねって思う

つらくても、くるしくても 生きてねって思う

 

あたしは、自分で気が付いたよ

 

小さい顔

長い手足

スタイルの良さ

似合う服を選べる自分

 

いつの間にか大人になって 自分を愛おしく感じる

 

歳を重ねた 素敵な女性になれるから だから 信じて生きていて

ここは楽園よ